採集・流通コードとは
雨林植物の名前の後ろに、【AZ0322-1】のような英数字のコードが付いているのを目にすることがあります。
これは採集コードや流通コードなどと呼ばれ、植物の採集・流通に関する情報を識別するために用いられるものです。
コードの読み解き方
コードの付け方に統一された規則はありませんが、先頭のアルファベットは採集者や事業者の略称を表し、数字や記号には採集年月、採集地点、管理番号などが組み込まれることがあります。
例:【AZ0322-1】
AZUL Aquariumの採集コード。先頭の「AZ」は屋号を、「0322」は2022年3月の採集を表し、末尾の「1」は同月の採集地点などを区別する番号として使用されています。
便名とは
また、雨林植物の流通では「AZ便」「LA便」などの「便名」もよく使われます。
便名は、特定の採集者や事業者に由来する植物の流通上の呼び名です。必ずしも一度の採集や入荷を意味するものではなく、同じ便名のもとで異なる時期や産地の植物が同時に流通することもあります。
注意点
ここで注意したいのは、コードや便名だけで植物の正確な産地や採集者が保証されるわけではないということです。
また、同じコードを持つ株であっても、必ずしも同一個体から増殖されたクローンとは限りません。コードが採集地点や採集群を表している場合、異なる個体が同じコードを共有することもあります。
由来情報の重要性
それでも、こうした情報は植物の来歴をたどるための大切な手がかりです。
ALATAでは入手時のコードや便名を可能な限り記録し、独自の管理番号であるALATA CODEとは区別して、PLANT RECORDに引き継いでいます。