PLANT GUIDEブセファランドラ

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01ブセファランドラとは

ブセファランドラは、雄花の形を牛の頭になぞらえて名付けられた、オモダカ目サトイモ科ブセファランドラ属の植物です。

東南アジアのボルネオ島にのみ自生し、現在では32種が認められています。

一方、園芸市場では、種が特定されていない Bucephalandra sp. なども数多く流通しています。

その中には、まだ学術的に名前が付けられていない種や、同定が確定していないものもあります。

02自然界のブセファランドラ

ブセファランドラは渓流植物(rheophyte/レオファイト)と呼ばれ、渓流沿いの岩場に自生しています。

根で岩を強く掴み、水を受け流しやすい形状の葉によって、増水時の強い流れや一時的な水没にも耐えることができます。

また、ボルネオ島は植物多様性の坩堝(るつぼ)として知られ、特定の水系の細流など、非常に限られた地域にのみ見られる種(狭域固有種)が多いのも特徴です。

03水草としてのブセファランドラ

ブセファランドラは、日本ではアクアリウム用の水草として広く親しまれています。しかし、水中でしか育たない植物ではありません。

自然界では水位の変化によって、水上に葉を広げたり、水中に沈んだりする環境で生育しています。

水上で展開した葉を「水上葉」、水中で展開した葉を「水中葉」と呼び、両者では葉の形や色彩、質感などが異なる場合があります。

水中栽培だけでなく、湿度を保ったガラスケースなどで水上栽培を楽しむこともできます。

04ブセファランドラの魅力

ブセファランドラの魅力は、なんといってもその独特な葉にあります。

なかでも特徴的なのは、鮮やかな緑や深緑、オリーブ、赤紫、黒に近い褐色など、多彩な地色の葉に現れる青や紫、銀色などの光沢です。

光の当たり方や見る角度によって、細かなラメを散りばめたように煌めくものもあります。

一方で、強い光沢を持たずとも、葉の形や質感に独特の魅力を持つものも少なくありません。

丸みのある葉や細長い葉、縁が細かく波打つ葉など、形状にも豊かな多様性が見られます。

ALATAでは、こうした一枚一枚の葉が見せる、多彩な表情こそがブセファランドラの魅力だと考えています。

05栽培に関して

基本的な栽培方法はGROW GUIDEに準じますが、ブセファランドラは自生環境を意識した栽培方法も楽しめます。

ALATAでは、保水性と通気性のバランスを考慮して用土に溶岩砂を使用したり、溶岩石に活着させる方法を取ることもあります。

後者の場合は、湿らせた水苔の上に溶岩石を置き、凧糸などで株を固定します。根が水分を得られる状態を保ちながら、根茎の表面に水が長時間停滞しないよう管理することが大切です。

また、ブセファランドラは比較的成長が遅い植物です。環境の変化によって一時的に生育が停滞することもあるため、導入後は焦らず様子を見ることをおすすめします。

06ブセファランドラをもっと知る

ここまでご紹介したのは、ブセファランドラの魅力のほんの一部です。

ALATAのPLANT RECORDでは、取り扱うブセファランドラについて、それぞれの特徴や由来などを記録しています。

気になる植物を見つけたら、ぜひその背景にも目を向けてみてください。

ブセファランドラのPLANT RECORDを見る

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